[ログイン資格を提示せよ:要レベル1クリアランス]
ログイン資格が確認されました。ようこそ。
アイテム番号: BTR-003
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: 確保、保護に成功はするものの、度重なる収容違反を繰り返しています。
発見報告があれば直ちに向かい、財団職員は動物園飼育員を名乗ったのち動物保護の名目で確保・収容します。
インターネットに上がるBTR-003に関連する全ての情報は財団によって監視され、場合に応じて現実に存在しないキャラクターとして情報を流布します。
BTR-003の存在を示す物的証拠はすべて財団で回収・保存します。
野生ないし捕獲されたBTR-003との接触は許可されていますが、財団に報告する必要があります。
説明: BTR-003は「ラマ田リョウ」と呼ばれる動物です。日本国内の人気バンドである結束バンドのメンバー「山田リョウ」と酷似した顔がラマと思われる身体についている所謂ぼざろクリーチャーと称される個体であり、伊地知ニジカ、ゴートうひとりに次いで3体目に発見されました。
BTR-003は2022/12/17に初めて発見され、それ以降草原や、稀に都会で目撃されています。
BTR-003はその見た目の異様さから社会に混乱を招くと考えられていましたが、
接触した人間は「ラマ田リョウは普遍的な動物であって特に気にする必要はないもの」だと思うように認識改変を引き起こされていました。
そのため接触した一般人への記憶処理は必要ないものと考え、現時点では実施されていません。
収容違反は起こすものの、基本的に無害であることや収容が容易な点からオブジェクトクラスSafeへの変更が議論中です。
また、BTR-003の筆するべき特徴として文書改竄能力、脱走能力が挙げられます。
サイトの脱走の度に当該文書を改竄しており、それまで財団は脱走の度に文書を修正してきました。
収容の度に上書きされていましたが、アクセス制限をかけた文章を付記することで実質的に改変阻止できることに職員の一人が気付いたことからこの記述方式を取っています。
BTR-003は当該付記文書に対してアクセス権限を有しません。
BTR-003は温厚な生物であり、無害な生物であると考えられています。
「でででんでんでんでん」と鳴き、草を食べると「草を食べて生きていきます」、驚いた時には「おおぉ!」と鳴きます。
「ぽむ」という鳴き声と共に、口から何かを出し人を押し出すことがあります。喜多博士の見解では成分は███████████であると推察されています。
「郁代…」「ニジカ、好き…」などの言葉も発するところから、人間の3歳児並みの語彙を有しているとされています。
喜多郁代に草を恵んでもらったことから、それ以降ニジカから喜多郁代を守る素振りを見せますが、
最近では喜多郁代がニジカへの対抗手段を取れるようになってきたことから、ゆったり生活している様子が担当職員によって報告されています。
ニジカに喜多郁代の場所を教えることもありますが、喜多郁代とは友好関係を築いています。
テツノニジカや伊地知ニジカなどと恋愛関係を持っているように見える生態が確認され、ニジカに浮気を怒られることもあります。
また、気まぐれな面もあり、例えばお腹が減るとコンビニ弁当を会計に通さず逃走するなど反社会的行動を取ることも確認されています。
密室空間に収容しても一瞬目を離した隙に収容違反を起こしサイトから脱走することから、現実改変能力を有しているのではないかとの報告がされましたが、実験の結果ムムムム値に異常が無いことがBTR-003によって報告されています。でででんでんでんでん。
コメントをかく